お金の増やし方を教えてください【要約】お金のプロの本音は?

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お金の話は学校では教わりませんが、自分の一生に関わってきます。

そんなお金について、基本的な知識をつけることも大切ですが、金融のプロが一体どのように考えているか。なんてのも一度聞いてみたいところですよね。

今回読んだ本、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」では、

東大出身で、12社の金融会社を渡り歩いた「お金のプロ」が投資や銀行、結婚などなど、お金がかかわる話題についてぶっちゃけどんな本音をもっているのかを知る事ができたので紹介していきます!

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」

著者:山崎元(やまざきはじめ)、大橋弘祐(おおはしこうすけ)

山崎さんは、東大卒業後、12社の金融関係の企業を渡り歩き、今現在はテレビのコメンテーターなど、経済評論家として活躍されている方です。この「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」以外にも30冊以上のお金に関する本を出している、いわば「お金のプロ」。

どんな本?

お金を増やしたい!
でも、難しいことはわからないし、投資をするのってなんだか怖い。

そんな「お金のド素人」が、東大卒、外資系証券や保険など金融12社を渡り歩いた「お金のプロ」山崎元氏に、なるべく安全なお金の増やし方を聞いてきました。
金融の知識は一切不要!
「銀行には近づいてはいけない」
「覚える金融商品は3つだけ」
「素人でも「年間+5%」の運用を目指せる」など、
誰でもできて、なるべく安全なお金の増やし方がわかります!

簡単にまとめると、投資初心者の「お金のド素人」である主人公がお金のプロ(山崎さん)のところへ行って、資産運用の仕方、お金の使い方について教わるという内容です。

対話形式で読みやすい

お金のプロである山崎さんと、お金に関して全くの素人である登場人物の対話形式という形で書かれています。

主人公が初心者という設定が物凄く良くて、いかにも初心者がつまづきそうなところ、気になるところを読者の代わりに質問してくれるんですよね。おかげで途中でつまづいて、もやもやすることなく読み進めていくことができます。

↑対話形式だから読みやすい!

【要約】プロの本音は?

お金に関して素人の主人公と、お金のプロ=山崎さんとの対話の中で、お金にまつわる様々な話題について、プロの本音や考えを聞くことが出来ます。

  • 銀行
  • 金融商品
  • ギャンブル
  • 結婚
  • 大切なこと

について本の内容を簡単にまとめてみました。

銀行には近づくな!

まず、金融関係の会社を数多く渡り歩いてきた山崎さんの銀行に対する本音。

お金のプロ「お金を正しく運用したかったら、銀行には近づかないほうがいい」

お金のプロ「銀行の窓口では金融商品を買ってはいけないと覚えておいたほうがいい。」

か~なり極論ですね・・・。まあここまではっきり言ってくれるともはや爽快ではあります。(ここまで言ってしまって大丈夫なんだろうか?)

山崎さんいわく、基本的にお金を増やすために、銀行に近づくべきではないということです。

その理由は、そもそも銀行は客が得するものではなくて、自分たちが得するものを売ろうとしているからです。

銀行は金融商品の手数料でもうけているので、お客さんがもうかる商品ではなく、自分たちがもうかる商品=手数料が高い商品を売ろうとしてきます。特にお金に余裕があるけれど、知識があまりないお年寄りなんかはいいカモにされてしまいがち。

自分の身を守るために、自分でしっかり知識を付けていくことも大切ですね。【考察】映画ウルフオブウォールストリートから学ぶ情弱である事のヤバさ

12社の転職を経て金融の世界をよく知っている山崎さんの意見だからこそ、重みがあります

金融商品を買うならネット証券

銀行の代わりにプ山崎さんがすすめているのが、ネット証券

ネット証券は、銀行と違って実際の店舗がない分、余計な人件費がかかっていないため、手数料がかなり安くなっています。変な商品を売りつけてくるなんてこともありません。SBI証券や楽天証券といった大手の証券が本の中ではすすめられています。

証券会社以外にも、実店舗をもたない銀行である、「ネットバンク」というのもあって、僕もメインバンクとして利用しているんですが、ATMの手数料がかからない上に、送金もスマホでできたりと、ものすごく便利なのでかなりおすすめです。

ATM手数料はもう払わなくてOK/ネットバンクを利用する3つのメリット

一般人が手を出してもいい金融商品は?

一般人にすすめるのは、個人向け国債と投資信託

お金のプロ「君の場合、実際にやるのはさっき説明した個人向け国債と、これから説明する投資信託だけ。」

この2つの特徴は、本業の仕事に影響があまり出ないということ。投資を仕事にしている人でもない限り、ず~っと株の動きを追っているわけにはいきませんよね。この2つは基本的に放置したままでいいので、余計なストレスを持つことがなく、運用していくことができます。

逆にこれ以外の商品(FXや先物取引などなど)は、知識のない素人が手を出すべきではないということです。

安全に運用したい場合は、個人向け国債が無難

安全に運用したいお金は、国の借金である国債を買うことがおすすめされています。国がつぶれてたりしない限り、お金が帰ってこないことはないので、金利の低い銀行に預けているよりもむしろ安全だし得だというわけです。

確かに「銀行と国のどっちが先につぶれるか」と言われたら国のような気がしますね。

投資信託はインデックスファンド

投資信託とは、お金をプロに預けて自分の代わりに運用してもらうという商品です。

プロが代わりにいろいろな株に投資して運用してくれるので基本的に放置したままでOK。

初心者にとってもかなりハードルが低いです。

さらに、投資信託の中でもおすすめされているのは「インデックスファンド」と呼ばれる商品。

理由は手数料がほかの投資信託と比べて安いからです。

インデックスファンドとは?

インデックスファンドというのは、投資信託のうち、株式指標(インデックス)と同じ動きをするように作られた投資信託のこと。指標に沿って機械的に買うだけなので、人件費が安く、それによって手数料も安いという特徴があります。

具体的には、

  • 上場インデックスファンドTOPIX
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド

の2つが手数料の安い商品として勧められています。

「手間のかからないかつ、そこまでリスクの高くない手数料の安い商品を買って、あくまで本業の仕事に集中する」というのが、山崎さんの考える、一般人のとるベストな戦略だということです。

ギャンブルはどうなの?⇒宝くじは?

お金のプロ「経済的な観点からいうと絶対に買わないほうがいい」

まあこれは当然ですかね。ギャンブルを勧めていたらビックリです。

特に面白かったのが、宝くじの話。

人気も高く、日本人の多くが一度は宝くじを買ったことがあると思います。ただこの宝くじが実はくせ者。

この本で初めて知ったのですが、宝くじの還元率はたったの45%。買うお金のうち、半分以上が運営者である国にとられてしまいます。買った瞬間に価値が半分以下になってしまうともいえます。(宝くじ=愚か者の税金!? 2度と買いたくなくなる宝くじの話で詳しく解説しています。)

この45%というのは、同じギャンブルの競馬やパチンコと比べてみてもかなり低い数字で、実は宝くじが一番損する計算になります。(競馬の還元率は75%、パチンコは85%くらい)

プロにも「世界トップレベルのボッタクリギャンブル」とぶった切られています。

ちなみに、宝くじで損するお金は、正しい知識があれば失うことのないお金として、「無知の税金」や、「愚か者の税金」なんて言われているんだそうです。

僕自身、パチンコなど違ってあまり宝くじには悪いイメージを持っていなかっただけに、衝撃的な事実でした。

結婚はお得なのか?

お金のプロに「結婚」ははたしてどのように見えているるのでしょうか?

その答えは・・・

お金のプロ:「結婚なんてバブル。二人の恋愛感情が高まって結婚して、それがはじけて、負債だけが残る」

ばっさり。お金のプロらしいといえばらしいですが、夢も希望もないコメントですね。恋人の前でこんなこと言ってたらドン引かれそう。どころかフラれそうです。

たしかに、共同生活の中でのお金のやりくりや、離婚をする際の子供の養育費など、結婚にもお金の問題は大きく関わってきてくるので、結婚する前にお金の事もしっかり考えておくのは大切かもしれません。ここまで合理的に考えるのもなかなか難しいような気もしますが💦

一番大切なことは?

でははたして、お金のプロであるの山崎さんが考える、お金を運用していく上で一番大切なことはなんなんでしょうか?

それはズバリ、

「仕事のスキルを身に付けること」だそうです。

お金のプロ「どんな状況になっても働く術を持っていることは最強の保険になる」

お金のプロ「人的資本を大きくするのは安全で効率的な投資」

昔と違って変化のとても早い今の時代。

スキルアップをしたりと自分の能力を高めることに投資をしていくことで、どんな状況になっても生きていけるように、自分自身の価値=人的資本を高めていくのが最も大切だという考え方です。

これには完全に同意。

確かに、たとえ、自分の働く企業が倒産してしまったとしても、自分に投資しまくってどこでも活躍できるような状態になっていれば、なんの心配もいりませよね。

「お金に働いてもらう」というのは確かに夢がありますが、自分自身が稼げるようになっていないのにお金だけあっても、結局お金に対する不安は消えないと思います。まずは、自分自身に投資して、稼ぐことのできるスキルを身に着けることが、一番利回りのいい、効率的な投資だと思います。

 

まとめ

上で紹介したほかにも、保険についてや、年金、家のことなどお金に関するいろいろなことを学べます。

もちろん本の内容の全てを鵜呑みにするのは良くないかもしれませんが、素人でもプロの考え方を知れるというのは大きいです。

投資を始めてみたい人にとっても、投資をしていくことに対するイメージがかなり湧く本なんではないかと思うのでおすすめです。

 

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